
長崎県佐世保市に位置する九十九島最大の島「黒島」。
隠れキリシタンの歴史を持つこの島は、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に登録されました。島のシンボルである“黒島天主堂”などが有名ですが、今回はレンタサイクルで島を巡りながら、歴史や文化的スポット、さらに絶景とグルメを求めた旅をレポートしていきます。
散策ルート
フェリーの発着場である黒島港を起点に、八の字を書くように島を周回しました。

11:00 黒島ウェルカムハウス
黒島港に到着したら、すぐ近くにある「黒島ウェルカムハウス」へ。ここでは島の特産品やお土産を買えるだけでなく、レンタカーや電動スクーターなどのレンタルも可能。今回は電動アシスト付き自転車をレンタル。料金は1時間300円。
公式通販サイト →11:15 黒島天主堂
国指定重要文化財
自転車でまず向かったのは黒島の目玉スポット「黒島天主堂」。国指定重要文化財にもなっているレンガ造りの教会。残念ながら内部は撮影不可ですが、今でもミサや冠婚葬祭が行われており、歴史と荘厳さを感じることができる。
12:00 根谷のサザンカ&アコウの巨木
佐世保市天然記念物
島の南東に位置する根谷地区。推定樹齢250〜300年と言われる「根谷のサザンカ」と、さらに一層目を引くのが「アコウの巨木」。対馬暖流の影響を受ける温暖な黒島の自然を感じることができる。
12:20 根谷地区からの景色
根谷地区の魅力は「根谷のサザンカ」や「アコウの巨木」だけでなく、景色も最高だった。道沿いには手入れされた花々が美しく、時折ひらける景色は絶好のオーシャンビューポイント。自転車で走り抜ける爽快感も気持ちいいが、カメラ好きは絶対に立ち止まってしまうことだろう。
13:00 Cafe海咲
島の東側を1周したところでお腹が空いてきた。島でランチを取ろうと思うと予約必須のお店が多いが、ここ「Café海咲」は気軽に立ち寄れる貴重なお店。カレーライスとレモネードを注文し、休憩がてら島の西側のスポットをチェック。ここでしか買えない“焼酎”もゲット。
Cafe海咲の記事をチェック →14:00 蕨展望所
休憩を経て最初に向かったのが「蕨(わらべ)展望所」。180度遮るものがない眺望からは、崎戸島や江島など西海市島々をはじめ、五島列島まで見渡すことができる絶景。坂道を頑張って登ってきて良かったと思えること間違いなし。
14:20 串ノ浜岩脈
展望所から細い道をひたすら下っていくと、浜辺と漁港が見えてくる。そして、約800万年前の地殻変動の痕跡を感じられる「串ノ浜岩脈」。訪れた時はちょうど満潮だったのか、イマイチ分からなかったのが残念。さらに、帰りは下ってきた分、長い長い登りが待っている。電動自転車じゃなければ汗だくだろう。
14:40 本村の集落
串ノ浜岩脈からの長い登りを終えたら、気持ちの良い下り坂を走り島の中央部へ戻ってくる。黒島と言えばキリスト教のイメージだが、ここ本村(ほんむら)の集落は仏教徒が多く住むらしく、「興禅寺」などの寺院がある。
15:00 自転車返却&お土産
黒島ウェルカムハウスまで戻ってきた。自転車を返却して、そのまま特産品やお土産をチェック。選んだのは黒島や五島列島の郷土菓子「ふくれまんじゅう」。小麦粉生地にあんこを包んだ素朴なお菓子だけど、もっちりとした生地とこし餡が美味しかった。
15:10 黒嶋神社&旧佐世保海軍警備隊 黒島田代砲台発電所跡
フェリーまで少し時間があったので、港から近場のスポットを散策。平戸市の志々伎神社の分社である「黒嶋神社」と旧日本軍の戦争遺跡で防空壕のようになっている「黒島田代砲台発電所跡」。
15:30 黒島港から帰路へ
名残惜しさを感じながら帰りのフェリーに乗船。平常ダイヤではこれを逃すと帰れなくなるので、時間には余裕を持って行動しよう。
島に到着してから約4時間半を存分に楽しむことができました。レンタサイクルで周るにはちょうど良い大きさの島ですね。フェリーの平常ダイヤでは、宿泊しない限りは発着の時間は変わらないので、日帰り散策をされる方は是非参考にしてみてください。
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