
九十九島最大の島、黒島。散策の途中で「ちょっと休みたい」と思ったとき、頼りになるのが島で唯一のカフェ「Cafe海咲(みさき)」です。黒島の天然水を使ったコーヒー、木のぬくもりに包まれた店内、そして予約なしで気軽に入れる心強さ。島散策の合間に立ち寄りたい一軒を紹介します。
予約なしで入れる、島のカフェ
黒島で食事をしようとすると、意外にハードルが高い。島の飲食店は予約が前提のところが多く、ふらりと入れる店は限られているからだ。
そんななかで、海咲は予約なしで入れる。これが本当にありがたい。島歩きは予定どおりにいかないことも多く、「お腹がすいたな」と思ったときに入れる場所があるだけで、気持ちにだいぶ余裕が生まれる。
ドアを開けると、まず目に入ったのは木の質感だった。壁も床も、テーブルや椅子まで木でそろえられていて、店全体がやわらかな色合いにまとまっている。木の温もりと店主の優しい声に、肩の力がふっと抜けた。

選んだのは、カレーライスとレモンスカッシュ
今回、注文したのは、「カレーライス(あごだしスープ付き)」(700円)と「レモンスカッシュ」(400円)。島のカフェで食べるカレーライスは、それだけで旅の満足度が上がる気がする。レモンスカッシュも、島歩きの合間にうれしい一杯だった。
どちらも気軽に頼める値段で、旅先で身構えずに済むのも助かる。

店を支える「黒島の天然水」
黒島は昔から湧水が豊富で、「水島」と呼ばれてきた島だそう。島の暮らしでも、井戸から汲み上げた水が広く使われているとのこと。
海咲は、この水を「黒島の天水」として製造している「みずや」の黒島工場に併設されたカフェ。雨が御影石の層をゆっくり通るうちにミネラルを含む、という島ならではの水で、硬度114mg/Lの中程度の軟水(中硬水)とされている。
看板の「黒島ブレンドコーヒー」は、この水に合わせて焙煎したブレンドです。水にこだわる店の姿勢が伝わってくる。
ここでしか買えない黒島の芋焼酎
店内には、もうひとつ気になるものがあった。棚に並ぶ芋焼酎だ。ポップには「ここでしか買えない」とあり、そう言われると素通りできない。その一文に背中を押されて、筆者は1本購入した。
購入したのは「九十九島の恵 本格いも焼酎 黒島」。価格は2,500円(箱付きは2,600円)。黒島のサツマイモと黒島の水を使った焼酎。コーヒーだけでなく、お酒にも島の水が生きている点が面白く、おみやげにも向いている。

まとめ
歩き疲れたら、予約も構えもいらないこの店へ。木のぬくもりの中で一息つけば、島の時間がもう少し好きになるはず。帰りには、ここでしか買えない芋焼酎をおみやげに。黒島の水が育てた味を、持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
| 店名 | Cafe海咲(みさき) |
|---|---|
| 住所 | 長崎県佐世保市黒島町4160-9 |
| 営業日 | 不定休(事前確認がおすすめ) |
| 営業時間 | 10:30〜16:00 |
| 電話 | 0956-56-2310 |
| 公式Instagram | @cafemisakikuroshima |
日本一の島数を誇る長崎県に住んでいます。
デトックスとして島を巡っていたところ、今ではすっかり島旅の魅力に取りつかれてしまいました。
趣味のカメラを片手に、歩き旅をすることが多いです。
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