平戸島と生月島の間に浮かぶ無人島「中江ノ島(なかえのしま)」。
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産であり、キリシタンの聖地となっています。
現在は上陸が禁止されているため、平戸・生月からのおすすめ遥拝(ようはい)スポットと歴史について触れていきます。
中江ノ島の概要
2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。“春日集落と安満岳”とともに「平戸の聖地と集落」として、12の構成資産のひとつになっています。
中江ノ島は、南北約400m、東西約50mの細長い無人島です。17世紀前半に平戸藩によるキリシタンの処刑がこの地で行われました。以来、信者たちからは「お中江様」「サンジュワン様」と呼ばれ、キリシタンの聖地となりました。
禁教時代から現在まで、隠れキリシタンが“聖水”を汲み取る「お水取り」という行事の場所になっており、かつての信仰の記憶をそのまま留めている場所です。
中江ノ島を望む遥拝スポット
クルスの丘公園|生月島
生月島の東海岸、中江ノ島を直線上で望む絶景の高台にある殉教地です。1609年に殉教したガスパルの処刑地、そしてこの地に埋葬されました。敷地内には白い十字架の碑が建てられ、キリシタンの聖地とされています。十字架の前は芝生の広場となっており、沖合に浮かぶ中江ノ島を望むことができます。
平戸島北西岸の沿岸道路・高台
平戸島側からは、主師町や下中野町など、生月島方面へ向かう沿岸の道路や高台から見ることができます。生月島をバックにした雄大な景色とともに楽しめることが特徴ですが、降車する場合は充分に注意してください。
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